【メンズエステ求人】経験者が語るNGなお店の特徴

新規の集客をセラピストに任せている

基本的に、新規のお客様を集めるのは店舗の役割であり、リピーターを増やすのはセラピストの努力によるものです。

そのため、お店側が新規集客に力を入れていない場合、セラピストがどれだけ頑張っても意味がありません。新規のお客様が増えなければ、リピーターを獲得するチャンスすらないからです。

新規集客を怠っているお店には注意が必要です。安定した収入を得るためにも、以下のポイントをチェックし、集客に積極的なお店かどうかを見極めましょう。

出勤中セラピストのリアルタイム情報を更新していない

出勤セラピストのリアルタイムな案内時間を更新しているかどうかは、集客力を判断する上で非常に重要なポイントです。必ずチェックしておきましょう。

リアルタイム情報とは

リアルタイム情報とは、その日に出勤しているセラピストが次に何時から空いているかを、HPやSNS上でリアルタイムに表示していることを指します。これを更新するには、店舗側が常に情報を管理し、迅速に反映させる必要があるため、手間のかかる作業になります。しかし、この情報はお客様にとって非常に有益であり、問い合わせ率を大きく向上させる要因にもなります。

リアルタイム情報を更新していない店舗は、集客に対する意識が低い可能性が高いため注意が必要です。お店を選ぶ際は、こうした細かな情報更新の有無も確認し、集客に力を入れているかを見極めることが大切です。

とりあえず問い合わせをしてもらうためにあえてリアルタイム情報を流していないという店舗もあるようですが、お客様からすれば面倒が増えるだけなのでおすすめしないです。

HPやSNSを積極的に更新していない

リアルタイム情報の更新だけでなく、HPやSNSを積極的に活用し、お客様の目に留まるための努力をしているかどうかも重要なポイントです。こうした取り組みが見受けられない店舗には注意が必要です。

例えば、以下のような店舗は集客に対する意識が低い可能性があります。

  • 割引イベントを全く開催していない
  • セラピストの写真や紹介文を長期間更新していない
  • X(旧Twitter)などのSNSをほとんど更新していない

集客に積極的なお店は、定期的に情報を発信し、新規のお客様にアプローチする努力を続けています。逆に、情報の更新が滞っているお店は、新規集客に消極的であり、安定した来客数が見込めない可能性があります。

お店選びの際は、HPやSNSの更新頻度もしっかりチェックし、集客に力を入れているかどうかを見極めましょう。

広告などに費用をかけていない

店舗にとって、新規のお客様を集めることは非常に重要な役割です。そのため、メンズエステのポータルサイトなどに広告を出し、知名度を上げようとしている店舗は、集客に積極的である可能性が高いと言えます。

一方で、広告をほとんど出していない店舗は、集客に消極的である可能性があり、新規のお客様の獲得が難しいかもしれません。こうした店舗では、セラピスト自身が集客の努力をしなければならず、安定した収入を得るのが難しくなることも考えられます。

お店選びの際は、ポータルサイトや広告の活用状況もチェックし、しっかりと集客に力を入れている店舗を選ぶことが大切です。

セラピストの入れ替わりが激しすぎる店舗

セラピストがお店を退店し、別の店舗へ移籍する場合、多くは何らかの不満があったと考えるのが一般的です。もちろん、セラピスト自身の問題や、単に相性が合わなかっただけというケースもありますが、セラピストの入れ替わりが頻繁に起こっている店舗には注意が必要です。

退店が相次ぐ店舗では、以下のような問題を抱えている可能性があります。

  • 店舗のサポート体制が不十分(シフト調整や集客面での支援がない)
  • スタッフの対応が悪い(セラピストへの対応が雑、連絡が遅い)
  • 報酬面でのトラブル(給与未払い、歩合率が悪い)
  • 労働環境が良くない(無理なシフト強制、待遇の悪化)

お店を選ぶ際は、在籍しているセラピストの定着率が高いかどうかを確認することが重要です。口コミやSNSなどで過去の在籍者の動向を調べると、お店の実態が見えてくることもあります。長く働いているセラピストが多い店舗は、働きやすい環境が整っている可能性が高いため、安心して在籍できるでしょう。

セラピストが入店後にすぐ辞めている場合は注意

特に、入店後すぐに辞めているセラピストが多い店舗には注意が必要です。短期間で退店するということは、店舗とセラピストの間に何らかの重大なトラブルがあった可能性が高く、お店側に問題があるケースが少なくありません。

短期退店が多い店舗では、以下のような問題が考えられます。

  • 労働環境に問題がある(シフトの強制、働きにくいルールが多い)
  • 実際の待遇が面接時の説明と違う(給与条件、勤務環境など)
  • スタッフの対応が悪い(セラピストへのフォロー不足、対応が雑)
  • 集客が弱く、稼げない環境(新規客が少ない、リピーターもつきにくい)

常日頃からお店のHPやSNSをチェックしておき、良さそうなお店をリストアップしておくと移店する時に便利ですよ!

出勤していないセラピストがHPに残っている

何ヶ月も出勤していないセラピストがHP上に残っている場合、すでに退店しているにも関わらず、パネルを削除していない可能性があります。

店舗側としては、少しでも在籍セラピストが多く見えるようにするために、退店後もプロフィールを残していることがあります。しかし、すでに辞めたセラピストにとっては、自分の写真やプロフィールがいつまでも掲載され続けるのは決して気持ちの良いものではありません。

こうした対応をしている店舗は、セラピストを大切に考えていない可能性が高く、働く環境としてもあまりおすすめできません。在籍店舗を選ぶ際は、HPのセラピスト情報を確認し、長期間出勤していないセラピストのプロフィールが残っていないかをチェックすることも大切です。

セクハラ講習がある

あり得ない話のようですが、入店後の講習中にセクハラをされたというケースが実際に報告されています。具体的には、男性のオーナーやスタッフが講習を理由にセラピストの身体を触る、性的な要求を強要するなどの行為が含まれます。

当然ながら、こうした行為は絶対に許されるものではありません。これから一緒に働く環境でセクハラがあるような店舗では、安心して仕事ができるはずがありません。

もし講習の段階で少しでも違和感を覚えたり、不適切な行為を強要されたりした場合は、すぐにその場を離れ、必要であれば警察へ通報することを考えてください。こうした悪質な店舗では、まともに働くことはできません。

入店前にお店の評判や口コミを調べ、信頼できる店舗かどうかをしっかり確認することが大切です。万が一、講習の時点で異変を感じたら、その場にとどまらず、すぐに行動を起こしましょう。

女性が講師のお店もあるので、心配な方はお店に確認しましょう!

部屋の掃除が洗濯が完全にセラピスト任せ

これは入店後にしか分からないことかもしれませんが、お部屋の清掃や洗濯を誰が担当するのかは、働く上で意外と重要なポイントです。

店舗によっては、スタッフが清掃や洗濯を行う場合もあれば、セラピスト自身がすべて担当するケースもあります。理想的なのは、スタッフとセラピストが分担して行う形ですが、完全にセラピストに丸投げしているお店もあるようです。

そのようなお店では、前の時間帯にルームを使用したセラピストがしっかり清掃をしていなかった場合、そのまま汚れた状態で放置されていることもあります。結局、次に使うセラピストが掃除をすることになり、少しずつストレスが積み重なってしまうことも考えられます。

こうした負担を避けるためにも、面接や事前の問い合わせの段階で「清掃や洗濯は誰がどの程度担当するのか」をしっかり確認しておきましょう。働きやすい環境を選ぶためには、こうした細かい部分も事前にチェックしておくことが大切です。

施術料金が自分に見合ってない

最後に、お客様が支払う施術料金についても確認しておきましょう。お店によって施術料金は大きく異なるため、分の経験や人気に見合った価格設定のお店を選ぶことが大切です。

施術料金が自分のレベルに対して高すぎる場合、お客様がなかなかつかず、結果として思うように稼げない可能性があります。一方で、安すぎるお店では、しっかり稼げる実力があるのに十分な報酬を得られないことも考えられます。

施術料金の相場は地域やお店のコンセプトによって異なるため、以下の点をチェックしながら自分に合ったお店を選びましょう。

  • 同じエリアの他店と比較し、施術料金が適正かどうか確認する
  • 在籍セラピストのレベルや客層と、自分が合うかどうかを考える
  • 指名料金やオプションの設定が自分にとって適切かチェックする

自分のスキルや人気に合った施術料金のお店で働くことで、安定した収入を得ることができます。お店を選ぶ際は、報酬面もしっかりリサーチするようにしましょう。

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この記事を書いた人

学生時代にキャバクラで働き卒業後はパティシエをしてました。

27歳で結婚を機にレディースエステに転職。結婚後すぐに旦那さんの借金が発覚し、エステの同僚にメンズエステという世界を教えてもらい27歳?、28歳?でセラピストデビュー。

東京、神奈川で内勤業務と掛け持ちしつつ6年程働き、35歳でセラピストは完全に卒業。卒業後は内勤で働きつつ講師をし、メンズエステ業界と関わってきました。