メンズエステの入店後に多いトラブル事例

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バック金額(パーセンテージ)が思っていた金額と違う

バック金額は、一般的なアルバイトでいう「時給」にあたり、お仕事をする上で最も重要なポイントの一つです。しかし、実際に受け取るバック率が事前の説明と異なっていた場合、入店後のトラブルにつながることが少なくありません。「言った・言わない」の食い違いが原因で、早期退職に至るケースもあります。

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お給料の認識違いは揉めやすいので事前に注意して確認しましょう!

最低保証給がない or 思っていた金額と違う

最低保証給とは

最低保証給とは、お客様がつかず「お茶を引いた」場合でも、お店が支給するお給料のことです。

通常、メンズエステのセラピストは完全歩合制のため、お客様がゼロの日はお給料が発生しません。しかし、お店が最低保証給を設定している場合、一定の金額が支給されるため、収入の不安を軽減できます。

ただし、入店前に「最低保証給がある」と思っていたのになかったり、支給額が想定より少なかったりすると、お店とのトラブルにつながることがあります。特に新人期間は指名が少なく、お茶を引くことが多いため、最低保証給がもらえないと生活が厳しくなるケースも考えられます。

罰金や雑費引きがある

メンズエステ店の中には、セラピストが遅刻や無断欠勤をした場合に罰金を課すところがあります。セラピスト側に非がある場合でも、罰金の詳細を事前に知らされていなければ、お店とのトラブルにつながる可能性があります。

また、お客様を接客した際に「雑費引き」が発生することがあります。

雑費引きとは

雑費引きとは、オイル・紙パンツ・衣装などの備品代をセラピストの給与から差し引く制度です。

入店前に雑費引きがないと思っていたのに実際にはあったり、予想よりも高額だったりすると、お店とのトラブルになりやすいため、事前にしっかり確認しておくことが重要です。

スタッフ・オーナーとの相性が合わない

面接を担当したスタッフとは入店前に会うことができますが、それ以外のスタッフには実際に勤務してみないと会えないことがほとんどです。入店後に主にやり取りをするスタッフとの相性が合わなければ、ストレスが積み重なり、働きづらさを感じることがあります。

また、お店の最高責任者であるオーナーとの相性も、長く働くうえで非常に重要な要素です。オーナーの考え方や経営方針が合わないと、職場の環境に違和感を覚えることがあり、結果的に早期退職につながるケースもあります。

お客様が全然来ない

実際に働き始めてみると、お客様がほとんど来ないという状況に直面することもあります。特に新人期間はセラピスト自身の集客力がまだないため、お店の集客力に頼ることになります。しかし、お店に十分な集客力がない場合、新規のお客様がほとんど来ず、なかなか稼げない状況に陥ることもあります。

そのため、入店前にお店の集客力を見極めることが重要です。口コミや在籍セラピストの稼働状況、広告の出稿状況などをチェックし、安定してお客様が来る環境が整っているかを確認しておくと安心です。

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客層が悪い

お店によって客層はさまざまで、実際に働いてみると予想以上に客層が悪く、続けられなくなってしまうこともあります。客層が悪くなる原因の一つとして、過剰なサービスやオプションで高額な報酬を得ているセラピストの存在が挙げられます。こうしたセラピストがいると、お店全体がそのようなサービスを提供していると誤解され、無理な要求をするお客様が増えてしまうことがあります。

働く前に、お店のセラピストがどのような接客をしているのかをSNSや口コミなどでチェックし、過剰なサービスを提供していたり、裏オプションを持ちかけたりしていないかを確認することが大切です。安心して働ける環境かどうかを見極めてから入店を決めましょう。

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この記事を書いた人

学生時代にキャバクラで働き卒業後はパティシエをしてました。

27歳で結婚を機にレディースエステに転職。結婚後すぐに旦那さんの借金が発覚し、エステの同僚にメンズエステという世界を教えてもらい27歳?、28歳?でセラピストデビュー。

東京、神奈川で内勤業務と掛け持ちしつつ6年程働き、35歳でセラピストは完全に卒業。卒業後は内勤で働きつつ講師をし、メンズエステ業界と関わってきました。

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